依頼者は、車を買うため、消費者金融から借入れをするようになりました。また、給料が減ったことから、生活費や借金返済のため、カード会社からも借入れを繰り返すようになりました。
その後、会社を辞め、ご自身で事業を始めましたが、上手くいかず借金だけが増え、体調を壊し廃業しました。その際、親族の援助を受け、借金を返済しましたが、残りました。債権者から、長らく請求がなかったことから、放置していたところ、複数の債権者から請求を受け、当事務所へ相談にいらっしゃいました。
訴訟を提起されるなど消滅時効の援用(主張)ができない借金があり、自己破産の申立てを行いました。同時廃止となり、無事、免責許可決定も得られ、借金は全額免除されました(受任から申立てまで約1か月、申立てから約4か月後に免責許可決定。)。